雨の季節は掃除の季節
意識的な事柄ですが、雨の季節は掃除が重要と感じませんか?
湿度と気温が高くなって、物が腐りやすくなってきます。お風呂場やエアコンのカビも気になるし、ゴミ箱も臭くなったり、なぜか結膜炎になったり、お腹も壊します。
環境衛生に意識が向く季節ですね。
飲食店のサラダ、電車の吊革、百貨店のトイレ、大丈夫ですかね?
心配しだしたらきりがありませんが、私達の身の回りには衛生管理に心配なことがたくさんあります。
せっかくですから少し掃除というものを見直す機会にしてみてはいかがでしょう?
この季節に一番興味が行くのは水周りでしょう。台所周辺には雑菌がうようよ繁殖しています。水分が豊富なんですから仕方ありません。
でもほとんどがただの雑菌です。
しっかり清掃すれば怖いことなんてなんにもありません。
「除菌洗剤」とか「消臭剤」とか「ぬめり防止剤」を買ってきては鉄壁の防御を施すのもいいでしょう。
しかし、その作業にかかる時間や物を買うお金はただというわけには行きませんよね
ホームセンターで漂白剤や消臭剤が前面に出されているのに気づく方もいらっしゃるでしょう。需要ですから当たり前なのでしょう。
さて、掃除の定石です。ターゲットを明確にしましょう。
ホコリや食品の残り、調味料、洗剤カスなどが混在していますよね。
そこに見えていませんが、雑菌軍が浮遊しています。
そしてそれらを育む水分の存在。
それらを除去すればいいだけです。
大げさにハウスクリーニング業者のテクニックを真似しようとか、特殊なケミカルを使おうとか、きっとあるだろう「秘技」を知ろうとか、考えなくていいんです。
きれいに洗剤で洗ったら水分を十分除去することです。
空中を浮遊するカビや雑菌を防ぐことなど、宇宙にでも行かない限り不可能なのですから。
気になる方は、漂白剤やアルコールをお使いになればいいでしょう。
漂白剤やアルコールといった一般的な「除菌・消毒剤」はとても効果があるものです。
ですから、まな板や包丁、食器など直接食品に触れるものにお使いください。
アルコールは菌類(カビを含む)に効果がありますし、漂白剤でノロウィルスのような厄介者も不活性化できます。
台所といえば布巾の存在を忘れてはいけませんね。
色んな素材の布巾が出回っています。マイクロファイバーのクロスについてはまた別にお話しますが、この布巾は毎日漂白しましょう。そして完全に乾燥させてからお使いください。
ここまでつまらないことばかり書いてしまいました。
一番肝心なのはいつもきれいにしておくことです
維持することが一番難しいのです。
ケミカルに頼ったり、技術に走る人はこの維持することがめんどくさいから効率的に掃除しようとします。
でも考えてみてください。
百貨店に行ってトイレに駆け込んでも、すでに誰かが使ったあとだったら清掃していないのと変わらないでしょう。
さっき掃除したのに・・・ってなるでしょう?
水周りのお掃除で一番肝心なのは、使った直後の手入れなんです。
料理が終わったら閉店作業をきっちりやって、衛生的に梅雨を乗り切りましょう